後期高齢者医療 広域連合と保険料
ちょっとだけマジメなネタです。
マスコミによると、広域連合毎の一人あたりの平均年間保険料が
最も高額になるのが「神奈川県」で平均年間10万円位らしい。。
上記の情報を
「神奈川県が全国で最も保険料が高くて、住みにくい県」
と誤解?している方がかなり多い感じがする。
マスコミによる情報操作なのかもしれないケド、
単純に神奈川県民の平均所得額が他広域連合の平均よりも多いだけ
かなぁとおもう今日この頃。。
だって、田舎の北海道なんか特定地方自治体を除くと
均等割+所得割=43143+9.63%
になる。同様に神奈川県は
均等割+所得割=39860+7.45%
なので、神奈川県で年間10万円くらいの人は、北海道に行くと年間12万円になるハズ。
健康保険料や厚生年金保険料ってのは
上限に打ち止めがある
ってことで、超高額所得者には(累進課税な所得税があるから)やさしい制度に
なってるのかなぁと思っていたけど、後期高齢者医療保険料は
下限が0では無い(特例を除き?、最低でも均等割×3割)
上限に打ち止めがある
ってことで、
超低額所得者には厳しい制度
超高額所得者にはやさしい制度
って感じがする。。。
いっそのこと所得割を計算する際の
総所得金額−控除等
のときの
「総所得金額」にマイナスを認める
かつ
上記計算式の結果にマイナスを認める
として
ただし、後期高齢者医療保険料にマイナスは認めない
とすれば保険料が0円スタートになるのにねぇ。。。
どうせあとはアクチュアリな方々が
変更前
変更後
の保険料総合計で差が出ないように均等割や所得割のパーセンテージを決めてくれるでしょうに。
とおもう今日この頃でした。。
今年の社労士試験には、後期高齢者医療制度について出題はあるのかなぁ?